Can / Could の使い方

我々の時代の学校での英語教育では 助動詞 Can の 過去形は Could と教わってきました。  実際に今でもそう思って使っている年配の人は多かったです。   
この間違った学校教育のおかげで、 仕事で大失敗をしたことがあります。 ある、システムを構築する仕事をしていた時、 大元の土台の作成はアメリカの組織がやってました。  我々は日本でその土台のシステムをインストールしていましたが、上手く行きません。  同時はもちろん、インターネットもメイルもありませんから、 テレックスという相手型のタイプライターにメッセージを転送する方法でコミュニケーションしていました。  何度か不具合を調整確認した後、 インストールは成功したので、 以下のように文章を送りました。

 I could install your software ......

私はインストールが出来た と 送ったつもりが、 相手には真意が伝わらずに、 苦情の文章が山ほどきました。  苦情の文章は担当者だけでなく、 アメリカの関係部署からも沢山の苦情を頂きました。  その時点で、 私は英語の達者な日本人に確認しましたが、 原因は解りませんでした。 
しばらくして、 could は 過去形ではなく、 仮定法で使うのだと、 アメリカ人を通して知りました。 私の送った文章は ”インストールが出来た” ではなく ”インストールしようと思えば出来るよ” という意味になり、 すなわち、 今はやらない 又は、 やっていないという風にとらわれてしまったのです。  そりゃ怒られて当然ですよね。
それ以来、 文章に Coud が出てきた時は 送った人は 日本人か アメリカ人 かを判断してから、 意味をとらえるようにしてました。

ちなみに次のニュースで Could を使ってます。

Chinese Nuclear Submarines ' Boomers' Missiles COULD hit Hawaii

もし Could を Can の過去形として訳したら、 ”中国の原爆ミサイルがハワイを攻撃することが出来た”  となってしまい確実に戦争になってしまいます。  実際は、 攻撃することが出来る という意味なので まだ、 戦争にはならないと思います。

ほんのちょっとの事なのでしょうが、 解釈の違いで大惨事になる可能性があるという事です。
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2014-10-29 05:00 : 英語関係 :
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Author:ゴルッテリア
お酒大好きな中年おやじです(60歳)。
もう、8年以上無職で、最初はちょっと後ろめたい気持ちもあったのですが、やっと定年の年齢に達してちょっと安心しているところです。

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